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2023/07/27 14:37

【はじめに】


ブログを書くのは…何年ぶりだろうか。
こんにちは、TRYCLEのタブチンです。

この度、TRYCLEでは新サービスとして「BARACAN」を発表致しました。
お持ち込み歓迎のスタイルで営業をしているTRYCLEは多種多様な自転車を日々メンテナンスさせて頂いております。

その中で特に多いのはやはり「CANYON」次いで「新興ブランド」が多くお持ち込みされます。
ネットで直販で購入し組み立てはプロへ。
と言う方が多く時代の流れを感じます。
その中で拭いきれないのは

「不安」

品質は大丈夫だろうか?もしトラブルがあったときの対応は?壊れた時のアフターサービスまで。
基本的には直販で買うと言う事とセットでついて来るのは「自己責任」と言う言葉。

そんな拭いきれない「不安」を払拭する為にTRYCLEが間に立って製品を提案出来ればユーザーの皆様も安心して物が買えるのでは無いか。
ならば挑戦してみよう。

と言うのが「BARACAN」の始まりです。
第一弾として話題のカーボンホイール「EliteWheels」のDRIVEシリーズを中国本国とのやり取りで直接輸入代理をする事となりました。

輸入代理はただ流して販売するだけではなく、イメージ戦略やアフターサービス、販売に向けてのイベント開催など。
代理店は「マージンを抜いているだけ」と思われがちですが、国内で展開するにあたって、「モノを作る」という事こそ本国の仕事ですがそれ以外の業務は国内メーカーさんと同じ事を行います。
我々は「EliteWheels DRIVE」を広める為、ユーザーに寄り添い、安心して買えるように尽力します。

【商品レビュー】
そして、その為には製品を深く知らなければ話が始まらない。
と言う事で日本国内初?かもしれません、DRIVE40D を使用して「筑波9耐久 99km」「筑波9耐久 99分」「JBCF石川クリテリウム」「JBCF石川ロードレース」を実際に走り試したレビューを書いていきます。


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【ホイールインプレッション】
評価基準
各性能を100点満点で評価。
100点連発のレビューを避けるため
「70点以上は良いライン」と基準を設定

■「加速性」(低速)
ゼロスタートや低速度の加速性
レースシーンではほとんど必要とされないが
ストップ&ゴーの街中等での快適さや操りやすさに直結する。

■「加速性」(高速)
時速30km〜40kmからの加速性能
レース中のアタックやスプリントなどホイール全体のバランスが必要とされる

■「高速巡航性能」
空力に加え高速時のペダリングのしやすさ
高負荷時の維持のしやすさなど加味した評価

■「登坂性能」
ヒルクライム性能
重量・剛性が大きく直結する
軽くて硬い=良いではなく、体重や好みによっても評価が左右される

■快適性能
振動吸収性の良し悪し。
リムの形状や幅に左右される為
使用時の空気圧・タイヤの種類などを記録した上で評価して頂きたいです

■コストパフォーマンス
価格等に対しての性能などを加味した総合的な評価

■総合評価
各ライダーのお気に入りポイントやおすすめのライダー像
など総合的なコメント
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【レビュー本文】
■「加速性」(低速)
90点
リム重量が380gと非常に軽量でその外周の軽さは漕ぎ出しの軽さに直結すると感じた。
明らかに信号のストップ&ゴーでは「ヨイショッ」が無く軽く進む。
レースシーンでは石川クリテリウムでも感じた。
テクニカルな「コ」の字型のコーナーでは減速からのダッシュでアドバンテージを感じた。
明らかに漕ぎ出しの軽さはこのホイールの一つの強みと言える。


■「加速性」(高速)
60点
高速域30km〜40kmの加速についてはネガティブ程じゃないにもポジティブには感じなかった。
「筑波サーキット」と言う常に40km以上で巡航している中、アタックやスプリントをした際にはキレの良さは非常に良く感じた
ものの、その後の「加速」と言う面においては苦労した。
リムが軽すぎると言うのが大きな原因だと思う。(軽すぎると言う贅沢な悩みw)
アタックした後に加速が伸びは良く感じられなかった。
レーサーには50Dの方が色々な面で有利に働きそうだとも感じた。

■「高速巡航性能」
60点
前述した通り、筑波サーキットでは単独になった時の高速巡航に辛さを感じた。
これは石川クリテリウムでも1kmほどの直線があるが、立ち上がりこそアドバンテージがあったものの
ずっと踏み続けなければならなくキツかった。
(田渕が弱いだけ説は否めない)


■「登坂性能」
100点
ホイール全体でも1260gと非常に軽量なホイール。
無論、軽さだけが良いホイールの基準では無いが、大きな評価点であるのも間違いない。
純粋な軽さが早さに直結するヒルクライムにおいては大きなアドバンテージを得られる。
ヒルクライムでは無いものの、私が石川ロードレースの5分程の坂も先頭に出られる位の漕ぎの軽さは感じる事が出来た。

■快適性能
80点
私は25CのコンチネンタルGP5000をチューブドで使用していた。
リム幅は内で21mmと近年のセオリー通り広く設計されている。
適正なタイヤ幅は28Cだが、私は25Cが好きである。

さて、快適性能についてはカーボンスポークも相まって、全く不快感は無い。
チューブレス運用にすればより安定した走りになる事は明白ではあるが、この点については他のメーカーの21mm幅、カーボンスポークを使った物と良くも悪くも変わらないであろう。

■コストパフォーマンス
100点
これは文句なしでコストパフォーマンスは高い商品だと思う。
日本国内定価は「168300円」
安易にコスパが良いと言う言葉を乱用するのは好きでは無いが、LUN HYPERシリーズが2022年では173000円
2023年7月現在では242000円と中堅クラスの価格帯になってしまっている。
HYPERも良いホイールで私もずっと使っているがお店のお客さんにも安直にお勧めできる価格帯では無くなってしまったのは事実だ。

15万円〜18万円の価格帯の「良いカーボンホイール」が抜けてしまった今、DRIVEはその穴を埋める商品になるだろうと確信している。

■総合評価
80点
お金さえ気にしなければもっと良いホイールは沢山ある。
けど、昨今全ての物が値上がりした今少しでも「安くて良いもの」を求めるのであれば非常におすすめ出来るホイールです。

手前味噌ですが、DRIVEに関しては我々「TRYCLE」がアフターサービス、購入後メンテナンス、その他問い合わせも全て対応します。
「自己責任」と言う言葉は忘れてください。
安心してカスタムを楽しんで頂き、カスタムをした自転車はよりサイクルライフを楽しくしてくれます。
そのお力添えになればと思っております。


商品に関してはECショップ「BARACAN」
メールアドレス:support@trycle.net
TEL:0508890357

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